日本でいうおばあちゃんの知恵
きのう、夕飯の支度中に手が滑って、左手の薬指に熱湯をかぶってしまいました。
熱いっ!と思ったのもつかの間、すぐに痛みへと変わり、すぐに冷水で冷やしながら、思いました。
『困った、水ぶくれになったらどうやって仕事しようか…』と。
火傷した事を知った主人から、
『ジャガイモをすりおろして当てときなさい』と。
…?…………。
氷水じゃなくて?
『信じてやってみなさい』と。
でも、指を火傷して痛くて氷水から指だせないし、まだやらないといけない事あるから、ジャガイモなんて塗ったら何もできないでしょ〜と。
今冷静に考えれば、冷水に指を付けてても何もできないのだが…。
すると、ジャガイモをすりおろしてくれて、ラップで指に巻いてくれました。
………?
ヒリヒリしないのです。
痛くない…。
『でしょ〜〜?』と主人。
巻いたときの写真がないのですが、簡単に塗り薬ができました。
しかも、ジャガイモという体に安全なお薬。
どこで知ったの?と聞けば、
主人が小さい頃、畑仕事を手伝っていたときのお茶タイムで、太ももに熱いチャイ(主人はインド出身です)をこぼしてしまい、その時にお父さんが主人の兄に『急いで家からジャガイモをすりおろしてもってきなさい!』と。
お父さんが急いですりおろしたジャガイモを患部に塗ってくれたとか。
そしたら、水ぶくれにもならずに跡も残らず治ったのだそう。
日本でいう『おばあちゃんの知恵』ですね。
わたしはその後、気持ちよくなって眠くて眠くて、巻いたまま寝てしまいました。
朝起きたらジャガイモが黒ずんでいて(でんぷん?) 、恐る恐る指をぬいてみると、結構ふやけてて感覚なし。
しかし、痛みは無い!
しばらく時間をおいてふやけてるのが元に戻るのを待ってみると、
!!
水ぶくれにはなってないし、痛みもない!
少し感覚が鈍い気がするけど、熱湯かぶってたらそれくらいはあるかなと。
⬆︎朝起きたときの指。
真っ黒でビックリした!
⬆︎この通り何もなってないのです。
もしかしたら、元々大した事無かったのかもしれないですが、体にやさしい素敵な火傷の手当ての方法を学びました。